気付き

先日会社のイベントがあり、繋がりの深い社外関係者が集まった。コロナ渦で新しいroleになってから2年以上ずっと一緒にビジネスしていた人達で対面で会うのは初めてだ。

その人達、仮にX社としておこう、とは難易度の高い大変なプロジェクトを一緒に担当しており、特に一昨年〜去年は本当に参った。過去の記事でも仕事が本当に大変で辛い、本当に辞めたいという趣旨の内容を度々書いていたが、原因がまさにこのプロジェクト。(ちなみにX社は本当に一緒に仕事がしやすく、主たる要因は別のもう1社が中心である。)

初めてX社の関係者に会ってお酒を交えながらフランクに話をしたら、まさに同じ時期にX社も参っていた。。という話を聞いた。もちろん普段は電話やビデオ会議でやりとりしているし、ネガティブなことを言い合える間柄であるが、私が感じていた辛さと同じくらいのレベルでX社も感じている、大変すぎてキャリアを見直そうかとさえ考えていた、数十年ビジネスをする中で1.2を争うレベルの難しいプロジェクトである、というレベル感で話を聞いた。

私も去年一昨年はほぼ1人でそのプロジェクトに参画しており、特にroleが変わったばかり、且つ外資にありがちな放置プレイの環境で右も左もわからない状況でプロジェクトに伴走していたので本当に辛かった。一緒に辛さを分かち合える人がおらず一人で抱え込んでいたのが最も苦しかったと思う。

X社の話を聞いて、今になって振り返ると、もっと自分も正直ベースで、心の内を話しても(そのような機会を積極的に作りに行っても)よかったなと思った。自分が感じることは他の人も同様に感じる、だからこそ、抱え込まずにガス抜きをしたり仲間を作ったり周囲を巻き込んだり、助けを求めるアクションを自らしていくべき。きっと周りの人も同じように感じているから、自分から手を差し伸べることで自分だけでなく相手のこともケアできるのかもしれない、と思った。

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